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   2005年3月15日号
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全国入隊予定者激励行事
若い力よ、未来をひらけ
<福井地連>
 福井地連(部長・松山守秀1海佐)は2月9日、自衛隊協力連合会(会長・山本雅俊福井県副知事)主催の「平成16年度自衛隊入隊予定者激励会」を支援した。
 同連合会の事務局が県庁内にあるため、県議会が始まる前の2月上旬に開催するのが恒例となっている。
 今年も中部方面隊地区のトップをきって開催され、冒頭で挨拶に立った山本副知事は、「世界に目を向けた自衛官になってもらいたい」と激励した。
 また、自衛隊代表として登壇した、福井県出身の空自小松基地司令・齋藤治和空将補は、「入隊したら全国に生涯の友人ができる、かけがえのない機会になる」「ふるさと福井を大切に成長した姿をを必ず見せに帰ろう」「困難もあるが乗り越えてゆく気持ちを持とう」の3点を強調した。入隊予定者は郷土の先輩の言葉に目を輝かせていた。
 陸自第10音楽隊の演奏をBGMに食事と懇談を楽しんだ後には、金沢、舞鶴、小松から駆けつけた県内出身の若い隊員が激励のスピーチを行った。
 入隊予定者から「入隊に対する不安が軽くなりました」との声が、主催した県のスタッフからも「高卒後2年ぐらいの若者たちがこんなにしっかりとしたスピーチができるのは素晴らしい」と自衛隊の人材教育に対する賛美が、また父兄からも、「安心して送り出す気持ちになれた」との声が多く聞かれ、実りある激励会となった。
<静岡地連>
 静岡地連(部長・遠藤秀一1空佐)発。県内入隊激励会の先陣を切って富士宮市の激励会が2月10日、富士宮市役所で行われた。
 激励会は市長をはじめ、協力団体の長、募集相談員、入隊予定者の在籍する高校教諭、地連部長など多数の来賓が出席するなか、盛大に行われた。
 入隊予定者の佐藤久栄君が「富士宮市出身の隊員として誇りを持って頑張ります」と力強く御礼の言葉を述べ県内では3月下旬まで入隊予定者のいる47市町村が各市町村単位で会を入隊激励会を行う予定。
<帯広地連>
 帯広地連(部長・長谷川儀蔵1陸佐)は、2月から3月にかけて管内各地で実施する入隊予定者激励会において、プロボクシングの元世界チャンピオン・輪島功一氏からのビデオメッセージを放映し、入隊予定者を激励する。
 輪島氏は北海道の士別市出身。24歳からボクシングを始め、世界タイトル6度の防衛と2度のリターンマッチで世界タイトルを奪還した「不屈の男」であり、現在は「輪島スポーツジム」会長、日本プロボクシング協会東日本協会長として後継者を育成する一方、テレビ出演、講演等幅広い分野で活躍を続けている。
ビデオメッセージの撮影に至った経緯は、広報班長の恩師が輪島氏と親しい関係にあるとの情報を得たことから、広報班長が同恩師に撮影の希望を伝えるべく自宅を訪問。その場で和島氏に電話し、趣旨を伝えたところ「俺が皆に根性と勇気を与えてやる」と快く引き受けて
くれることとなった。
 ビデオメッセージの中で輪島氏は「国を守るという強い意志を持ち、国民から信頼される人間になってくれることを期待する」「あのとき頑張って良かったなと思える、今、努力を惜しまないで頑張って欲しい」等、自らの体験を交えながら「輪島節」で熱く語った。
<栃木地連>
 栃木地連(部長・北村昌也1陸佐)は2月19日、栃木県総合文化センターメインホールで行われた「ミュージックフェスティバル宇都宮&入隊者激励会」の支援を実施した。12音の演奏を楽しんだ後、激励行事では、昨春栃木県から入隊した陸海空4名の先輩隊員が自らの部隊経験や当時の心境などを今年の入隊予定者136名に披露、力強く激励した。
< 滋賀地連>
 滋賀地連(部長・岡澤和美1陸佐)は2月21日、日本赤十字に「スマトラ島沖地震救援金」「新潟県中越地震義援金」の2つの募金を寄付した。
 ひこね市文化プラザで2月20日、「“2005”自衛隊びわ湖音楽演奏会を実施し、海自舞鶴音楽隊と地元中高生の共演で聴衆を魅了した。
 そのさいに会場を訪れた観客と関係者1600人に、2つの募金箱を設置し協力を呼びかけたところ、多数の方々から善意の浄財を得ることができた。
 代表者として滋賀地連部長が日本赤十字滋賀支部を訪問し、経緯を説明したのちに支局」長に寄付を行った。
<秋田地連>
 秋田地連(部長・吉田則之1陸佐)は2月19、20日の両日、秋田駐屯地業務隊の支援を受け、同駐屯地において陸自分男子入隊予定者の被服採寸を行った。入隊時の業務を円滑に行うため、毎年この時期に実施している。予定者からは「実感がわいてきた」との声が。

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