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   2005年3月15日号
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創立50周年記念持続走大会開催
寒さ吹き飛ばし好記録が続出
<少工校>
 少年工科学校(校長・別所利通陸将補)で2月3日、創立50周年記念持続走大会が実施された。
 競技は生徒9個グループと職員1個グループが10分間隔でスタートし、駐屯地一周(約4.1km)を区隊対抗の部、対称区隊の部(各学年の同一番号区隊)個人の部でそれぞれ優勝を目指し激走した。また、日産自動車陸上競技部から応援に駆けつけた「小林渉(中央大OB)、寺尾成人(関東学院大OB)、田上二郎(大東文化大OB)、下里和義(神奈川大OB)の4選手が交互に伴走、激励をしながら華麗な走りを披露し大会を大いに盛り上げた。更に、学校長が第5グループで生徒と共に汗を流し、盛大な声援を受け力走した。
 結果は、団体の部2学年第1区隊が総合優勝、学年別では3学年は第2区隊、2学年は1区隊、1学年は第8区隊、対称区隊の部では第2区隊がそれぞれ栄冠を掴んだ。個人の部は総合優勝3学年星俊文生徒(12分18秒で大会新記録)、準優勝3学年武内美郷生徒(大会新記録)、第3位2学年廣岡健生徒でそれぞれ好記録が誕生した。また、職員の部では町屋利洋1尉(区隊長)が優勝した。
 大会新記録を収めた星生徒は「一緒に走った日産自動車の方々は、テレビでしか見たことのない雲の上の選手で、引っ張って頂いた結果ここ一番3年間走り続けた成果が出せて大変満足しています」とレースを振り返った。
 この大会に向け、各学年とも昨年8月頃から練成を始め、特に年明けからは寸暇を惜しみ追い込みをかけた結果、どの選手もゴール後には達成感を満喫し大会は成功裡に終了した。

防医大生スキー訓練
壮大な雪原で悪戦苦闘
 着いてビックリ、見てビックリ、滑ってビックリ医大生。今年の蔵王は近年にない大雪に見舞われ、見事なまでの樹氷が壮大な大自然を描き出し、訪れた人々の心を奪った。
 蔵王ははじめての者が多く、見渡す限りの銀世界に驚き、寒さに身を震わせ、或いは心躍らせ賑やかな防衛医科大2年生66名が、1月16日から22日の間、山形県蔵王温泉スキー場でスキー訓練を実施した。
 その彼らを、手取り足取りの技術指導で迎え入れたのは、神町駐屯地各部隊で部隊スキー指導官の資格を持つ15名の隊員で、20連隊(連隊長・福田築1陸佐)からは主任教官を1中隊・松浦曹長とする、4中隊・斎藤1曹、本管中隊・石田2曹、2中隊・星野3曹の4人。他に6後支連、6施大、6通大、6飛の隊員で編成された。
 初めは、転ぶために来たような感じで、転んでも起きあがれず、スピードが怖く直ぐに尻餅を着いたり、思いがけない方向に滑ったりしていた医大生。しかし、見るに見かねた鬼教官たちの教育熱心なスパルタ教育が功を奏したのか、見る見る上達。いつの間にか広大なスキー場に、颯爽と華麗なシュプールを描くようになっていた。夜はグランシェラ蔵王の温泉で身体を癒し、主任教官のスキー哲学を聞きながら山形料理に舌鼓を打つ充実した日々を過ごし、最後の検定も無事終了。
 22日の土曜日の朝、笑いあり涙ありの沢山の想い出をポケットにしまい、感慨深く見送る教官達と別れを惜しみ、防衛医大生は帰途のバスに乗り込んだ。
「医大生よ、将来君たちは医官となり病院等で活躍する、その時は我々隊員がお世話になる、その時その想いでを少しでもポケットから出してくれれば嬉しいのだが…」と、教官達は目を細めた。

松山駐屯地創立50周年
シンボルマーク キャッチフレーズ決まる!
 松山駐屯地(司令・藤木隆志2佐)は本年、創立50周年をむかえます。
 半世紀という節目の年として、駐屯地をあげて祝福するとともに地域の方々に感謝を込め、各種行事を計画しています。
 その一環として、50周年記念シンボルマークとキャッチフレーズを作成しました。隊員から公募し、隊員が審査して選ばれたものです。シンボルマークは駐屯地が所在する愛媛県の特産物である「みかん」をベースにしたものであり、キャッチフレーズの「まもりますふるさとえひめこれからも」は郷土部隊としての決意を表したものです。
 これらは、年間を通じてポスターや掲示物、隊員の名刺などに使用し、50周年を広報していきます。
 平成17年は、松山が熱い。ご期待下さい。

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