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   2004年12月1日号
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砕氷船「しらせ」、南極へ 2面

防衛庁・自衛隊50周年記念
自衛隊音楽まつりに4万4千人
テーマは「誇りと信頼」。
千変万化の「動く吹奏楽」が、厳粛なこの主題をポップに描く。躍動するテージの光と音が“ライブの聖地”日本武道館を埋めた約8000人のハートで色あせない記憶となったはずだ。11月20日、21日に開催された今年の「自衛隊音楽まつり」は、防衛庁・自衛隊50周年を記念して行われ、20日の招待公演を今津寛防衛庁副長官、守屋武昌事務次官、先崎一統幕議長はじめ防衛庁・自衛隊高級幹部が観覧した。今回はオーストラリア陸軍軍楽隊が初めて参加、見ごたえある個性が今年のエスニックスパイスなった。躍動するステージを陰から支えたのは、第1施設団、第1空挺団。演技支援隊として黒子役を果たした。招待公演を含む計6回の公演で約4万4千人が、出演者約1000人と5部構成のステージを共にした。客席からは「来てよかった!」満場の喝采が、出演者から本望の声「拍手をあびて胸があつくなった!」。(11月20日、21日 日本武道館で)関連記事は6・7面

第4次イラク復興支援群
大野長官が隊旗授与
「日本から平和のメッセージを」
<神町駐屯地>
イラク人の目線に立った支援活動
野長官が福田隊長に隊旗を授与
 第4次イラク復興支援群(群長・福田筑1佐以下489名)隊旗授与式が11月13日、神町駐屯地・第20普通科連隊教場で行われた。
 式には、大野功統防衛庁長官はじめ森勉陸幕長、奥村快也北方総監、中村信悟6師団長、派遣隊員家族らが出席。支援群、警務派遣隊(隊長・平塚康咲3佐以下10名)、隊旗要員等約650名が整列する中、大野長官が福田群長に壇上で隊旗を授与した。
 大野長官は訓示の中で、世界情勢について触れ「テロに対して断固戦っていく」ことを強調、「日本としてできる範囲内で、イラク人道復興支援に携わっている」ことを明確に説明した。また、先日、自衛隊を支援するイラク人140名のデモ隊がサマーワ宿営地を訪れ「自衛隊の皆さん、ありがとう」と書かれたプラカードを掲げ、「サマーワでは自衛隊の皆さんを歓迎する。われわれは自衛隊に対する全てのテロ活動を拒否する。また、自衛隊の皆さんはムサンナ県民の記憶に永遠に残るであろう。毎日全ての各家庭で、老若男女を問わず、
自衛隊が我々の町のために何をしてくれていたのか。何をしてくれるのか。こういうことが話題にあがっています。どうか、自衛隊には我々の友人として、イラクの友人として、サマーワの友人として、このサマーワの地にとどまって下さることをお願いします」と書かれた手紙を派遣隊員に手渡したことを紹介しながら「イラク復興支援のために任務を完遂すること」「平和のメッセージを日本から届けてくれるメッセンジャーの役割」を要望した。
 引き続き、福田群長、橋本道夫2佐(本部管理担当部隊長)、藤堂康司3佐(施設担当部隊長)、野見山孝志3佐(給水担当部隊長)、安部眞里子1尉(女性自衛官代表)、佐々木一弘曹長(陸曹代表)が派遣隊員を代表してインタビューを受けたあと、第1派派遣隊員は関係者多数に見送られ、神町駐屯地から成田空港へと向かった。
隊旗授与式を終え、営庭に整列する派遣隊員

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