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   2003年7月15日号
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新装ナンバ募集案内所オープン
<大阪地連>
盛大に開所式
 大阪地連(部長・酒井健陸将補)は、5月25日中央地区隊ナンバ募集案内所移転に伴う開所式を行った。
 開所式は、ナンバ父兄会会長をはじめ各協力団体や募集相談員など約70名が出席し、盛大に行われた。地連部長とナンバ父兄会会長らによるテープカットで始まった式は、地連部長の挨拶、ナンバ父兄会会長の祝辞、そして中央地区隊長の謝辞で終了した。その後、場所をホテルに移して懇親会が実施された。信太山音楽隊の演奏もあって、終始和やかなうちに二時間が滞りなく経過した。
 新ナンバ募集案内所は、私鉄各線が乗り入れる難波駅に近く、大阪のメインストリートである御堂筋に面し、新歌舞伎座に隣接した好条件の場所に位置している。また大阪の南玄関ともいえる難波駅からは名古屋、奈良、和歌山、伊勢志摩方面へ直行電車が出ている。「人通りの多い大きな通りに面した場所」という要望が今回の移転理由の一つであり、新装ナンバ募集案内所はぴったりの条件。なおかつ自衛官募集の看板も御堂筋からよく見える場所に掲げられている。これにより、新ナンバ募集案内所は、募集業務はもとより大阪地連の新しい顔として、一層の飛躍が期待される

名商大学 安全講座を支援
浅野3佐PKOを語る
< 愛知地連>
 愛知地連(部長・土谷貴史1陸佐)は6月9日、名古屋商科大学において開催された安全保障講座の支援を皮切りに、平成15年度の講座支援をスタートした。
 今回の講座には学生および関係教授ら20名が参加し、講師として第14次ゴラン高原派遣輸送隊に隊長として参加した浅野3陸佐(現10師団司令部勤務)=写真が現地での体験談などを踏まえ、国際貢献活動について講演した。聴講者は終始熱心な態度で聞き入り、数多くの質問が飛び交った。
 愛知地連は今年度も安全保障講座支援などを通じて、自衛隊の国際貢献を含む各種活動に対する理解の深化および自衛隊に対する親近感のPRを幅広く行う。愛知県内の良好な自衛官募集環境構築に向けて、各種施策を積極的に行って行く。

予備自衛官地域リーダー会議開催
< 島根地連>
 島根地連(部長・井上一徳事務官)は6月8日、島根地方連絡部本部で、本年度第1回の予備自衛官地域リーダー会議を開催した。
 予備自衛官地域リーダーは、予備自衛官相互の連帯感の醸成と予備自衛官らの身上把握及び訓練出頭の促進、地域情報(援護・募集)の提供などを任務として、地域で活躍し信頼の厚い予備自衛官で構成されている。
 会議は予備自衛官の役割がますます重要になり、今後の活躍がさらに期待されているとの部長の挨拶から始まり、平成14年度の予備自衛官の出頭状況や即応予備自衛官の現状、予備自衛官の防災訓練参加について説明した後、活発かつ建設的な意見交換が行われた。
 昼食後、鹿島町の恵曇漁港に艦艇広報のために寄港していた掃海艇「ひめしま」の体験航海を行い、約一時間のクルージングを満喫するとともに、体験航海を通じ自衛隊に対する新たな認識と理解を深めた。

鳴門の渦を飛ぶ
ヘリ体験搭乗
<徳島地連>
 徳島地連(部長・野村勉1海佐)は5月23日、徳島航空基地において、航空自衛隊春日ヘリコプター空輸隊と海上自衛隊徳島教育航空群の支援を受け、CH-47の体験搭乗を実施した(=写真)。
 市町村募集事務担当者会議を終え、昼食を済ませた搭乗者は、緊張しながらも期待に胸を膨らませ、好天に恵まれた青空に飛び立った。
 迷彩塗装を施したCH-47は、ツインローターの風切り音を響かせ、渦で有名な鳴門大橋へ向かった。ほとんどの搭乗者にとってヘリコプターは初めての体験で、上空からの素晴らしい眺めを堪能するとともに、大型輸送ヘリコプターの高い空中機動性能に感動していた。

南極の氷“大人気”
< 山梨地連>
 山梨地連(部長・鈴木正幸1海佐)は5月27日、砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の氷を、武川小学校に贈呈した。贈呈式には、全校生徒200名余の他、校長、教諭、自衛隊関係者らが出席し、氷山のようにカットされた氷が地連副部長から生徒へ手渡された。氷は全校生徒の前に展示され「南極の氷が届いた経緯と自衛隊の役割」などの説明が実施された。引き続き広報室長から「数万年前に降った雪が固まった氷で、当時の空気や塵などを含んでおり、様々な研究に使われております」と氷についての紹介や南極の自然環境・生物についての話があり、生徒は真剣に話しに聞き入っていた。
 会場となった体育館には南極の氷のほか、地連協力者から借した南極の石やパネル、氷入りのビーカーを用意し、「見る」「触れる」「音を聞く」の各コーナーで、南極の自然を直に体験した。地連では、今後も教育機関との連携を密にし、この種の行事を継続実行し、多くの青少年に夢を与え自衛隊の役割を少しでも理解してもらうよう努力するとしている。
 なお山梨地連では5月20日、広報室長・古川1海尉が地元テレビ局の情報バラエティー番組に出演し、「南極の氷」をスタジオに持ち込み特徴を説明した。自衛隊の南極観測支援活動を広報ビデオで紹介するとともに「今後の地球環境を考えてもらうきっかけになれば」と述べた。
 また、「この氷を見ることも、触ることもできます」と5月31日・6月1日の両日、地連本部で行われたイベント「砕氷艦しらせと南極について見て触って学ぶ会」も合わせて宣伝した。この企画は地連本部会議室で予定通り実施され、幼稚園児から年輩の方まで幅広い年齢層の一般応募者約60名に対し、「しらせ」の活躍などをわかりやすく紹介。感慨深げに楽しむ参加者から好評を得た。

海のない県から大反響
< 岐阜地連>
 岐阜地連(部長・渡邉正和1空佐)は、5月18日に郡上八幡町新町イベント「歩行者天国」に参加し広報活動を行った。このイベントは毎年、春と秋に行われ、平成10年3月に郡上事務所が現在の場所に移転して以来、初参加となった。
 当日は、事務所駐車場を利用した自衛隊コーナーを開設し、南極の氷・石の展示、災害派遣及び国際貢献のパネル展示などを実施した。もっとも人気があったのは南極の氷であり、初めて南極の氷を見た人たちは担当者に多くの質問を投げかけていた。また、海上自衛隊を紹介するコーナーでは、パイロット服・海上自衛隊の制服の試着、記念写真を撮る女性も多く見られるなど、広報効果は絶大だった。
 岐阜地連では、本イベントへの参加により海のない岐阜県で海上自衛隊のPRができたことにより、今後の募集成果によい影響をもたらしてくれるのではと期待している。

地連東西南北
「こんなに、逞しくなって!」
父兄会婦人部、新隊員を激励
< 愛媛地連>
 父兄会愛媛県支部連合会婦人部では6月4日、松山駐屯地教育隊が実施した新隊員前期教育の最後を飾る25km徒歩行進の激励慰問を行った。
 4月に入隊し、基礎訓練(隊力練成、基礎教練、射撃訓練など)を経て、修了式を目前にその総合訓練の一環として実施される25Km徒歩行進に臨む52名の若人達。前日に野営をし、8時に小野演習場を出発、重信川河川敷を経由して一人の脱落者を出すことなく、はつらつとした姿で3時前に駐屯地東門から入場した。そんな彼らを父兄会婦人部長をはじめ、14名が父兄を代表して拍手で出迎えた。そして、教育隊長の訓示の後、婦人部長から「皆様のたくましいお姿を拝見して、まことに心強く思います」という言葉と激励品が代表隊員に贈られた。彼らにはまだ、「射撃検定」と「戦闘訓練検閲」が待ち受けている。今日の父兄会婦人部の激励を糧として、残された二つの大きな目標を乗り越えて元気な姿で全員が修了式に臨むであろうと感じる1日となった。

定期総会80名が熱心な審議
< 東京地連>
 東京都父兄会は5月13日、グランドヒル市ヶ谷で大越兼行会長をはじめ、各支部等の役員及び会員約80名が一同に会し、「平成15年度定期総会」を行った。
 総会は午後2時から行われ、大越会長が議長に選出された。議事では、第1議題の平成14年度の事業成果報告から第7議題の表彰規則の改正まで熱心な審議が行われた。休憩をはさみ支部及び個人の表彰式が行われ、全自父から個人3名、都父連から優秀支部3支部、個人受賞者37名が表彰された。また、北方領土署名獲得優秀支部として4支部に感謝状が手渡された。

3町合併後初の支部長会議開く
< 広島地連>
 広島地連(部長・松原研二1海佐)尾道出張所は、5月25日に3町合併後初の「15年度大崎上島町父兄会支部会議」を支援した。
 大崎上島町は、竹原市の沖合いに浮かぶ島の一つであり、昔から島名を「大崎上島」と呼び大崎町、東野町、木江町の三町が所在していた。平成の大合併で、広島県内3番目の合併として、今年4月1日に3町が合併し、新たに大崎上島町としてスタートしたもの。 今回の支部長会議は、合併後初の会議であり、旧町の支部長等が集まり初代大崎上島町支部長に浜田有男氏を選出した。初代支部長として、「父兄会が益々、より大きく発展するよう尽力いたします」と、抱負が述べられた。
 引き続き、14年度の活動等報告及び15年度の父兄会活動等の各議案を決議して会議修了。初代支部長以下は、新たな町、新たな父兄会での船出を祝うとともに、今後一層の活動を誓い、尾道出張所所員一同は更なる支援を約束して会場を後にした。

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