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   2003年5月1日号
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日本医学会『すこやかメッセ』を支援
第4師団
 第4師団(師団長・江藤陸将)は4月6日、福岡市舞鶴公園で開催された第26回日本医学会総会公開展示「すこやかメッセ二○〇三=救急・災害体験フェア」を支援した。人員約20人、野外手術システム、救急車などの装備品で参加。師団の災害派遣能力の向上を図るとともに自衛隊に対する国民の理解と信頼の向上に寄与した。
 支援は、主催者の九州大学大学院医学研究院が計画したシナリオに基づいて、地震災害を対象に福岡市消防局との合同レスキュー訓練として行われた。航空機による被災状況の偵察を第4飛行隊が、被災者に対する応急救護・医療支援を第4後方支援連隊と自衛隊福岡病院が、それぞれ迅速かつ整斉とした訓練展示を行い、頼もしい自衛隊の姿を披露した。
 また、応急救護・医療支援、生活支援のための装備品を展示した。

陸自広報センター(朝霞)
"実録レンジャー訓練"
3Dシアターで初上映
 先日オープン1周年を迎えたばかりの陸上自衛隊広報センター(朝霞)で今、話題を呼んでいるアトラクションがあるという。
 その名も"実録レンジャー訓練"。迫力の立体映像と座席のボディソニック仕掛けが目新しい「3Dシアター」の最新作だ。
 レンジャー訓練は言わずと知れた自衛隊の中でも最も過酷とされる訓練。3Dでは教官が激しい怒号を飛ばす中、疲労、睡魔、飢えなど様々な困難を乗り越えていく隊員の姿が臨場感たっぷりに映し出される。
 特に今回、注目されたのは製作スタッフが監督、脚本、キャストに至るまで自衛隊員ということ。東部方面隊を中心としたメンバーの多くがレンジャー経験者というだけあって、タイトル通りリアリティーのある興味深い内容で、ストーリーには隊員の葛藤、悩みが盛り込まれ、その心情もクローズアップされている。
 また、要所で語られる元レンジャー教官山口陽一郎1佐(現中方総監部厚生課長)の言葉が見る者の胸を打つ。「誰が見てなくても表に出なくても永々と抜かない刀を磨いている。そのための訓練だ。ことさらレンジャーバッチを誇る必要もない。いぶし銀のように内側から光っていればいい……」。
 見終わった後、災害訓練など表立った活動の裏にある隊員の内に秘めた信念、強い精神力が印象に残る。
 上映は従来の「主要装備の勇姿」と交互に行われる。

モニター会議開く 市ヶ谷駐屯地
藤井司令が感謝状贈呈
 市ヶ谷駐屯地(司令・藤井信二1佐)は3月18日、平成14年度市ヶ谷駐屯地モニター会議を実施した(=写真)。
 モニターは、駐屯地近傍の新宿区・千代田区に在住する男女10名で構成されており、自衛隊の各種行事や駐屯地行事等への参加を通じ、それぞれの立場からの意見や要望などを聴取、じ後の諸施策の資とするとともに駐屯地と地域社会との一体化を図ることを目的としている。
 会議に先立ち、永年モニターとして駐屯地の発展に尽力した久野敏男、田中栄子、高橋京子の3氏に司令から感謝状を贈呈した。続く会議ではアンケートや懇談を行い、貴重な意見を提案してもらった。休憩をはさんで会食・記念撮影と進み多くの成果を得て終了した。

防衛研究所職員(研究職)を募集
 防衛研究所では、研究職職員を次のとおり募集しています。
 受付期間は、6月27日(金)までです。
 【1種試験に準ずる選考】
 1 試験区分及び採用予定者数
 ▽米国の安全保障・国防政策1名▽安全保障論1名▽戦争史1名
 2 受験資格
 (1)昭和45年4月2日から昭和57年4月1日までに生まれた者
 (2)昭和57年4月2日以降に生まれた者で次に掲げるもの
 (ア)大学を卒業した者及び平成16年3月までに大学を卒業する見込みの者 (イ)防衛研究所が(ア)と同等の資格があると認める者
 (3) (1)又は(2)で、第1次試験までに第1項に掲げる試験区分に係る研究論文又は研究論文に準ずる研究業績等を提出できる者
 3 試験日及び試験場所
<第1次試験>7月26日(土)防衛庁防衛研究所
<第2次試験>9月下旬 防衛庁防衛研究所
 4 試験種目
 (1) 第1次試験:教養試験(一般、語学)、専門試験、論文試験
 (2)第2次試験:口述試験、身体検査
 (3)研究論文審査
<募集案内請求先>〒153-8648 東京都目黒区中目黒2-2-1防衛庁防衛研究所総務課人事係 電話03(5721)7005内線6527
 ※返信用として200円切手を同封して下さい。
防衛庁防衛研究所ホームページ

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